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北魏道武帝の憂鬱 : 皇后・外戚・部族

田余慶著 ; 田中一輝, 王鏗訳

京都大学学術出版会, 2018.12

タイトル別名

拓跋史探

拓跋史探

北魏道武帝の憂鬱 : 皇后外戚部族

タイトル読み

ホクギ ドウブテイ ノ ユウウツ : コウゴウ・ガイセキ・ブゾク

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注記

「本書は田余慶『拓跋史探(修訂本)』(生活・読書・新知三聯書店、2011年) の邦訳である」(凡例xxxpより)

挿図出典一覧: p443-444

内容説明・目次

内容説明

君主が嫡子の生母を殺す中国中世史の謎の意味。中国中世史の泰斗が、ほぼ半生をかけて諸処に散在する史料を再構築して、戦乱の時代が終結するメカニズムを解き明かす。

目次

  • なぜ「子貴母死」は制度になったか—部族国家の構造変化が必要とした「歴史と伝統の転換」の苦痛
  • 部族解散とは何のための施策だったか(賀欄部族解散問題;独孤部族解散問題)
  • 代北地域における拓跋と烏桓の共生関係—『魏書』序紀関連史実の解析
  • 『代歌』・『代記』と北魏国史—国史の獄の史学史的考察
  • 文献にあらわれる代北東部の若干の拓跋史跡の検討
  • 拓跋猗盧残碑及び拓本に関する題辞二篇—残碑出土地点についての疑問解明を兼ねて
  • 「子貴母死」制度研究の構想について

「BOOKデータベース」 より

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