中世初期の「謀叛」と平治の乱
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中世初期の「謀叛」と平治の乱
吉川弘文館, 2019.1
- タイトル別名
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中世初期の謀叛と平治の乱
- タイトル読み
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チュウセイ ショキ ノ ムホン ト ヘイジ ノ ラン
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中世初期の「謀叛」と平治の乱
2019.1.
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中世初期の「謀叛」と平治の乱
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内容説明・目次
内容説明
律令では天皇・朝廷への反逆とされていた「謀叛」は、承久の乱を経て中世初期にはどのような法概念に変わったのか。謀叛の代表的事例だが古記録に欠ける平治の乱の経緯と結末、源義朝や貴族らの決起の動機などを綿密に検証。古文書や『玉葉』などに見られる文例を博捜し、「謀叛」呼称の意味・機能・思想を考察して、御成敗式目の制定目的を解明する。
目次
- 中世をめぐる全体認識の史学史と本書の課題
- 1 平治の乱の再検討(謀叛に関わる勲功賞について—中世成立期を中心に;平治の乱における源義朝謀叛の動機形成;平治の乱における藤原信頼の謀叛—再評価と動機形成をめぐって;平治の乱の構図理解をめぐって—清盛黒幕説と後白河上皇黒幕説について;平治の乱の経緯と結末について—『愚管抄』解釈と河内祥輔学説の検証を通じて)
- 2 中世初期における謀叛の研究(御成敗式目九条成立の前提—平安遺文・鎌倉遺文の「謀叛」用例の検討から;『玉葉』にみえる「謀叛」用例について;頼朝の「謀叛」と「謀反」;和田合戦と横山時兼;御成敗式目制定の思想—二通の北条泰時書状の分析を中心に)
- まとめと課題
「BOOKデータベース」 より