齋藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代 : 「歌集」未収録作品から何を読みとるのか
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齋藤史『朱天』から『うたのゆくへ』の時代 : 「歌集」未収録作品から何を読みとるのか
一葉社, 2019.1
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齋藤史朱天からうたのゆくへの時代 : 歌集未収録作品から何を読みとるのか
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サイトウ フミ シュテン カラ ウタ ノ ユクエ ノ ジダイ : カシュウ ミシュウロク サクヒン カラ ナニ オ ヨミトルノカ
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Note
齋藤史著作年表: p198-279
Description and Table of Contents
Description
はづかしきわが歌なれど隠さはずおのれが過ぎし生き態なれば(昭52記(『齋藤史全歌集』より))。この歌の背後に消えた真実とは…齋藤史の全容—隠蔽や削除、改ざんの過程を検証し、表現者としての責任と覚悟を問う!詳細な資料から齋藤史の実像に迫る渾身の書。
Table of Contents
- はじめに—二〇一七年六月、「大波小波」の指摘
- 第1章 齋藤史研究の基礎的な作業として、何をなすべきか(資料環境の変化;『全歌集』編集・収録過程検証の意義;なぜ、いま「斉藤史」なのか;なぜ、戦時下・敗戦直後なのか;近代短歌史における斉藤史)
- 第2章 戦時下の短歌は何を伝えたのか(『朱天』刊行の時代に何があったのか;『朱天』の短歌から何を読み取るのか;敗戦後、『朱天』の評価はどう変わったのか)
- 第3章 『朱天』後の作品の行方(『朱天』後の戦時下の作品の行方;『やまぐに』から『うたのゆくへ』—敗戦後の再出発)
- 第4章 齋藤史から何を知り、何を学ぶのか(短歌創作の姿勢について;天皇への傾斜、その源流)
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