書誌事項

安全保障の位相角

川名晋史, 佐藤史郎編

法律文化社, 2018.12

タイトル別名

A phase angle : conceptual approach to security debates in Japan

タイトル読み

アンゼン ホショウ ノ イソウカク

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内容説明・目次

内容説明

「中道」の再興は可能か?日本の外交・安全保障をめぐる議論が「右」と「左」に分かれて交わらない—ならば、何をなすべきか。物理法則よろしく逆相同期した二項対立から脱するための、新たな空間概念とその応用を提示する。

目次

  • 位相角をとらえる
  • 第1部 「遺産」か、それとも「選択」か(基地問題の「解法」;靖國問題の認識構造—マクロ・ミクロの「歴史認識」を超えて)
  • 第2部 国際社会への「貢献」とは何か(未完の九条=憲章構想—集団安全保障をめぐる2つのトラウマを超えて;日本の安全保障政策における国連の集団安全保障制度の位置づけ—国連軍・多国籍軍への参加問題を手がかりに)
  • 第3部 「両義性」をどうとらえるか(デュアルユースの政治論—科学研究と安全保障はいかに向きあうか;武器輸出をめぐる論争の構図—アクター間にみられる対立関係と緊張関係)
  • 第4部 軍事と非軍事の「境界」(開発協力大綱をめぐる言説—非軍事目的の他国軍への支援に焦点を合わせて;大規模災害における自衛隊の役割—調整と協働のあり方)

「BOOKデータベース」 より

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