ロシア・アヴァンギャルドの宇宙論的音楽論 : 言語・美術・音楽をつらぬく四次元思想

Bibliographic Information

ロシア・アヴァンギャルドの宇宙論的音楽論 : 言語・美術・音楽をつらぬく四次元思想

高橋健一郎著

水声社, 2019.1

Other Title

Космизм в русском музыкальном авангарде

ロシアアヴァンギャルドの宇宙論的音楽論 : 言語美術音楽をつらぬく四次元思想

Title Transcription

ロシア アヴァンギャルド ノ ウチュウロンテキ オンガクロン : ゲンゴ ビジュツ オンガク オ ツラヌク ヨジゲン シソウ

Note

主要参照文献: p203-213

Description and Table of Contents

Description

“調和”と“不調和”の二律背反を超えて。前衛音楽家たちが著した音楽論をひもとき、哲学、絵画、詩との関わりを分野横断的に論じることで、純粋な音楽学的側面からは研究しつくされたとも言われるロシア・アヴァンギャルド音楽の新地平を切り開く。手法分析的研究の限界を打ち破る“四次元的”音楽論。

Table of Contents

  • 第1章 ロシア・アヴァンギャルド音楽のマニフェスト—ニコライ・クリビンの「自由音楽」論(クリビンの生涯;クリビンの自由芸術論;自由芸術論とアヴァンギャルド芸術の基本原理との照応;クリビンの「自由音楽」の基本概念;自由音楽の音楽学的側面)
  • 第2章 未来派オペラ『太陽の征服』の音楽—ミハイル・マチューシンの有機的音楽論(マチューシンの生涯と基本思想;『太陽の征服』の制作と上演;『太陽の征服』の意味;『太陽の征服』におけるマチューシンの音楽)
  • 第3章 「和歌歌曲」の遠近法—アルトゥール・ルリエーの宇宙論的音楽論(ストラヴィンスキーとジャポニスム;ルリエーとジャポニスム;音楽における遠近法と次元;ストラヴィンスキー『三つの日本の抒情詩』における“二次元化”の詩学;ルリエー『日本組曲』の詩学)

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