かたられる西郷隆盛 : 歴史学者は"大丈夫"か
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書誌事項
かたられる西郷隆盛 : 歴史学者は"大丈夫"か
風媒社, 2018.10
- タイトル別名
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かたられる西郷隆盛 : 歴史学者は大丈夫か
- タイトル読み
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カタラレル サイゴウ タカモリ : レキシ ガクシャ ワ ダイジョウブ カ
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内容説明・目次
内容説明
西郷隆盛論の虚構を衝く。今日流に言えば“フェイクニュース”が絶えることのない西郷隆盛の歴史像。虚構が平然と騙られる原因は、歴史学者の誤った解釈や思い込み、そして何より、恣意的な史料への態度に帰せられる—。真実の西郷像をひもとき、幕末〜明治史の真相に迫る。
目次
- 第1章 大家たちの論説(遠山茂樹と井上清;毛利敏彦;坂野潤治)
- 第2章 史料集の虚偽と踏襲(『西郷隆盛全集』;『大久保利通文書』から;宮島誠一郎日記から)
- 第3章 二次史料の不実と踏襲(「一の秘策」;『岩倉公実記』;『明治天皇紀』;親説の等譲渡それへの傾斜)
- 第4章 西郷遣使論を語る史料(「始末書」と呼ばれる史料;「最初のご趣意」;木戸の「征韓論」と西郷の主張;西郷の心事)
- 第5章 西南戦争を語る史料(桂久武宛明治九年十一月書簡;西郷を語る史料;西郷と当事者が語る史料)
「BOOKデータベース」 より