不可視の「国際法」 : ホッブズ・ライプニッツ・ルソーの可能性

書誌事項

不可視の「国際法」 : ホッブズ・ライプニッツ・ルソーの可能性

明石欽司著

慶應義塾大学出版会, 2019.1

タイトル別名

Doctrinae invisibiles juris gentium

不可視の国際法 : ホッブズライプニッツルソーの可能性

タイトル読み

フカシ ノ「コクサイホウ」 : ホッブズ・ライプニッツ・ルソー ノ カノウセイ

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注記

文献一覧: p550-572

事項索引: p573-579

人名索引: p580-584

内容説明・目次

内容説明

啓蒙期「知の巨人」たちは「国際法」とは無関係なのか。現在の一般的知識からは影となっている事実に焦点を当て、彼らの「法」「国家」「主権」理論を論理的に描き出す。国際法史研究の深化を問う最高水準の研究。

目次

  • 第1部 トマス・ホッブズ:「国際法の否定者」か(予備的考察:国際法(史)概説書におけるホッブズの位置付け;ホッブズの「法」理論;ホッブズの「国家」及び「主権」理論;ホッブズの「国家間関係」観;ホッブズの「国際法」認識:「『国際法』と自然法は同一」であることを中心に;第1部まとめ)
  • 第2部 ライプニッツ:「失われた環」(予備的考察:国際法(史)概説書及び国際法史研究におけるライプニッツの位置付け;ライプニッツの「法」観念;ライプニッツの「国家」観念;ライプニッツの「主権」理論:“Suprematus”観念の分析を中心として;ライプニッツの「国際法」観念;第2部まとめ)
  • 第3部 ルソー:「国際法」の構想とその挫折(予備的考察:国際法(史)概説書におけるルソーの位置付け;ルソーの「法」・「国家」理論の概要;ルソーの「国家間関係」観;ルソーの「国際法」理論;ルソーの論証方法と理論における問題点;第3部まとめ:「孤独な散歩者」の近代国際法学史上の地位)

「BOOKデータベース」 より

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