江戸の大詩人元政上人 : 京都深草で育んだ詩心と仏教
著者
書誌事項
江戸の大詩人元政上人 : 京都深草で育んだ詩心と仏教
(中公叢書)
中央公論新社, 2018.12
- タイトル別名
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江戸の大詩人 : 元政上人 : 京都深草で育んだ詩心と仏教
- タイトル読み
-
エド ノ ダイシジン ゲンセイ ショウニン : キョウト フカクサ デ ハグクンダ シシン ト ブッキョウ
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注記
参考文献: p265-267
元政上人年譜: p268-270
内容説明・目次
内容説明
「西の元政、東の芭蕉」と言われ、芭蕉はもとより、西鶴、季吟、一茶、蕪村から宮沢賢治、姉崎正治に及ぶ錚々たる文人たちに敬慕された江戸初期の大文化人、元政上人。古来、わが国の芸術・文学に多大な影響を与えてきた法華経に、上人は幼少の頃から親しみ、天台三大部を熟読。経典読解に資する膨大な著作をものして、宗門内外の仏教理解を深化させ、広博な学識と教養に裏付けられて漢詩、和歌、紀行文など数々の秀作を遺した。本書は、江戸期第一級の学僧の人物像とその文化史的、宗教史的意義を没後三五〇年の今、忘却の彼方から蘇らせる画期的な労作。
目次
- 第1章 深草隠棲
- 第2章 元政上人の漢詩
- 第3章 元政上人の和歌
- 第4章 紀行文『身延道の記』
- 第5章 母の死を見届けて
- 第6章 元政上人の詩歌と仏教
- 第7章 ルーツはインド仏教に
「BOOKデータベース」 より