江戸暮らしの内側 : 快適で平和に生きる知恵
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江戸暮らしの内側 : 快適で平和に生きる知恵
(中公新書ラクレ, 642)
中央公論新社, 2019.1
- タイトル読み
-
エドグラシ ノ ウチガワ : カイテキ デ ヘイワ ニ イキル チエ
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注記
主要参考文献: p200-204
内容説明・目次
内容説明
少ない物的資源を有効に使い、無駄なく再利用していたこと。狭くプライバシーも制限された住居に暮らしつつも、近隣の人々とうまく付き合い、和やかな人間関係を築いていたこと。そして、しっかりした教育を受け、よく本を読んでいたこと。「与えられた場で懸命に生きる」人生を自然に送っていたこと。こうした江戸庶民の生の「内側」を本書は幅広く紹介していきます。その生き方は21世紀に暮らす私たちにとって、生きた知恵の宝庫です。
目次
- 第1章 大江戸の誕生と庶民—江戸庶民の「住」(家康入封以前の江戸;江戸という町の成り立ち ほか)
- 第2章 白米と外食と独自の価値観—江戸庶民の「食」(一日三食と外食産業のはじまり;庶民の日常的な食事 ほか)
- 第3章 「さっぱり」した服飾文化—江戸庶民の「衣」(「振袖火事」の物語;服を買うのは古着屋 ほか)
- 第4章 庶民の教育と出版(子どもに教育を受けさせる「デメリット」;寺子屋が普及した「隠れた理由」 ほか)
- 第5章 与えられた場で懸命に生きるということ—江戸庶民の「生・老・病・死」(雇われ商人の一生;当時の晩婚と未婚 ほか)
「BOOKデータベース」 より