軍拡中国に対処する : 独裁国家に屈するのか
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軍拡中国に対処する : 独裁国家に屈するのか
勉誠出版, 2018.11
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グンカク チュウゴク ニ タイショ スル : ドクサイ コッカ ニ クッスル ノカ
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主な参考文献: p234-237
内容説明・目次
内容説明
米国は中露をライバル国と見て、綜合的な安全保障政策上の対抗策を実行し始めている。中国への技術流出と多額の対中貿易赤字は、米国の国家安全保障上の看過できない脅威になっている。この脅威の源を封じ込めるため、米中貿易戦争は発動された。しかし、対中貿易戦争は、中国経済の軍事化と中露の軍事・経済面の協力強化を促進し、結果的に、中国の「強軍」に拍車がかかることになるだろう。本書では、中国「強軍」政策の三本柱、軍改革、一帯一路、軍民融合について、中国側文献に基づき、その実態を解明する。
目次
- 序章 転機に立つ日米安全保障体制—理論と歴史の両面から見た日米安全保障体制の特色と今後
- 第1章 習近平体制下の中国の安全保障戦略と軍改革
- 第2章 「一帯一路」の実態—平和的発展構想の裏に隠された戦略的意図
- 第3章 中国の国防総動員体制の実態—余りにも大きな日中の国内法制整備の格差
- 第4章 中国が虎視眈々と狙う尖閣諸島—尖閣から西太平洋を目指す中国の海洋戦略
- 第5章 中国の台湾侵攻作戦と日本への影響—中国にとっての台湾の戦略的価値と侵攻様相
- 終章 日本の採るべき対応策
「BOOKデータベース」 より