高僧慈円の思想と創造力 : 新説『平家物語』祖本編纂の真相
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高僧慈円の思想と創造力 : 新説『平家物語』祖本編纂の真相
ルネッサンス・アイ , 白順社 (発売), 2018.10
- タイトル別名
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高僧慈円の思想と創造力 : 新説平家物語祖本編纂の真相
- タイトル読み
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コウソウ ジエン ノ シソウ ト ソウゾウリョク : シンセツ『ヘイケ モノガタリ』ソホン ヘンサン ノ シンソウ
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注記
参考(引用)文献: p440-442
内容説明・目次
内容説明
『平家物語』祖本編纂から800年、真のプロデューサーはだれだ?日本人の精神性に深く関わってきた『平家物語』。『徒然草』には、『平家物語』祖本の編纂者が信濃前司行長であると書かれている。しかし、著者は、慈円という一人の人物をあぶりだし、長い年月をかけて、行長説の信憑性を問うとともに、創出に至る真の姿を追究してきた。本書はその集大成であり、文学史に一石を投じる研究書である。
目次
- 第1章 『平家物語』祖本創出の謎(『徒然草』の記述の信憑性;『平家物語』祖本編纂への慈円の関与 ほか)
- 第2章 『平家物語』と『愚管抄』との関係(『平家物語』先出説の問題点;両書の関係性についての研究者の見解 ほか)
- 第3章 鵺退治説話の創作(主人公源頼政の虚像と実像;鵺の創作 ほか)
- 第4章 慈円の思想(慈円の道理思想;慈円の怨霊思想 ほか)
- 第5章 『平家物語』祖本編纂の真相(『平家物語』祖本編纂の開始;『平家物語』祖本編纂の中断と再開 ほか)
「BOOKデータベース」 より