羅針盤は壊れても : 小説集
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羅針盤は壊れても : 小説集
講談社, 2018.12
- タイトル読み
-
ラシンバン ワ コワレテモ : ショウセツシュウ
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注記
付: 随筆「蛇足少々」・幻の掌篇「一隅の夜」 (1枚)
「廃疾かかえて」, 「瘡瘢旅行」の2作は『瘡瘢旅行』(講談社, 2009.8), 『廃疾かかえて』(新潮社, 2011.5)より再録・再編集したもの
収録内容
- 陋劣夜曲
- 羅針盤は壊れても
- 廃疾かかえて
- 瘡瘢旅行
内容説明・目次
内容説明
中卒、日雇いバイトの北町貫多は二十三歳を迎えて自身の人生の敗北を決定的に覚えるようになっていた。その彼の唯一の慰めは田中英光の私小説の復読であり、やがて冴えない日々の中で藤澤清造の著にも出会う。そして貫多は、自らも私小説を書いてみるのだが—。生命力あふれる生活不能者の儚い希望とあえなき挫折を描く、最新の孤狼私小説集。
「BOOKデータベース」 より