鬼子の歌 : 偏愛音楽的日本近現代史
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鬼子の歌 : 偏愛音楽的日本近現代史
講談社, 2019.1
- タイトル読み
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オニゴ ノ ウタ : ヘンアイ オンガクテキ ニホン キンゲンダイシ
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注記
「群像」2014年1月号-2016年8月号(2015年2月号、11月号、2016年5月号、7月号をのぞく)の連載に書き下ろしを加え、改題。
主要参考文献と録音等の手引き: p538-542
内容説明・目次
内容説明
「クラシック音楽」で読む日本の近現代100年。山田耕筰、伊福部昭、黛敏郎、三善晃—。怒涛の近現代を生きた音楽家の作品を辿りながら、この国の歩みに迫り、暴き、吠える。鬼才の本気に刮目せよ!ある時は西洋列強に文明国と認められるため。ある時は戦時中の国民を奮闘させるため。きわめて政治的で社会的で実用的な面がある「音楽」。政治思想史家にして音楽評論家である著者が、14の名曲から近現代史を解き明かす。
目次
- 三善晃のオペラ『遠い帆』
- 伊福部昭の『ゴジラ』
- 山田耕筰のオペラ『黒船』
- 尾高尚忠の交響曲第一番
- 別宮貞雄オペラ『有間皇子』
- 諸井三郎のピアノ協奏曲第二番
- 早坂文雄の『左方の舞と右方の舞』
- 深井史郎の交響的映像『ジャワの唄声』
- 山田一雄の『おほむたから』
- 大木正夫の交響曲第五番『ヒロシマ』
- 信時潔の『海ゆかば』
- 戸田邦雄のバレエ音楽『ミランダ』
- 黛敏郎のオペラ『金閣寺』
- 松村禎三のオペラ『沈黙』
「BOOKデータベース」 より