近代の記憶 : 民俗の変容と消滅

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近代の記憶 : 民俗の変容と消滅

野本寛一著

七月社, 2019.1

タイトル読み

キンダイ ノ キオク : ミンゾク ノ ヘンヨウ ト ショウメツ

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内容説明・目次

内容説明

高度経済成長は、日本人の価値観を大きく変え、民俗は変容と衰退を余儀なくされた。最後の木地師が送った人生、電気がもたらした感動と変化、戦争にまつわる悲しい民俗、山の民俗の象徴ともいえるイロリの消滅など、人びとの記憶に眠るそれらの事象を、褪色と忘却からすくいだし、記録として甦らせる。

目次

  • ムラびとの語りを紡ぐ
  • 1 消えゆく民俗の記憶(木地師の終焉と膳椀の行方;電灯の点った日;山のムラ・生業複合の変容;戦争と連動した民俗)
  • 2 イロリとその民俗の消滅(イロリのあらまし;イロリの垂直性;イロリと信仰;イロリもろもろ;イロリ消滅からの思索)

「BOOKデータベース」 より

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