米騒動という大正デモクラシーの市民戦線 : 始まりは富山県でなかった

書誌事項

米騒動という大正デモクラシーの市民戦線 : 始まりは富山県でなかった

井本三夫著

現代思潮新社, 2018.12

タイトル読み

コメソウドウ ト イウ タイショウ デモクラシー ノ シミン センセン : ハジマリ ワ トヤマケン デ ナカッタ

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内容説明・目次

内容説明

日本近代最大の民衆蜂起「米騒動」は、生産点の賃上げ騒擾化(争議・暴動)と居住区消費者運動が1917年春から20年春まで一貫し、シベリア出兵開始の18年夏秋だけその街頭騒擾を上載せしていた。米騒動は、労働者階級が主導する全勤労者の長大な“二階建て”市民戦期だった。従来の街頭騒擾だけへの矮小化を脱し、大戦後デモクラシー像の更新を迫る最新の研究成果!

目次

  • 総論(第一次大戦末米騒動の発祥期誤認;日本近代米騒動の(2+1)重構造 ほか)
  • 第1部 大戦末米騒動の第1期(外圧の最大後退期としての「欧州大戦」;未曾有の貿易黒字、デモクラシー台頭が旧構造と矛盾 ほか)
  • 第2部 米騒動第2期—一九一八年八月〜年末(第2期の基本構造;居住区消費者運動からの街頭化騒擾 ほか)
  • 第3部 近代米騒動の歴史と研究史(近代米騒動の歴史;情報公開で使用可能となった五種の官製資料集 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27655544
  • ISBN
    • 9784329100092
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    369p, 図版7枚
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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