国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての「国体」論

書誌事項

国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての「国体」論

小林敏男著

勉誠出版, 2019.2

タイトル別名

国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての国体論

タイトル読み

コクタイ ワ ドノヨウニ カタラレテ キタカ : レキシガク トシテノ コクタイロン

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内容説明・目次

内容説明

日本人は、「日本」という国家のありようをいかに考え、論じてきたか—幕末における西欧列強への危機意識のなかで強力なイデオロギーとして醸成された後期水戸学による論から、終戦を経た新憲法制定、象徴天皇制に関わる国体論にいたるまでを通時的に解説。「日本とは何か」が問われるいま、国家の特殊性・固有性を志向する思想・言説の史的展開を探る歴史学としての国体論。

目次

  • 序章
  • 第1章 幕末、後期水戸学における国体観
  • 第2章 啓蒙思想家の国体論
  • 第3章 教育勅語と国体
  • 第4章 帝国憲法の成立と国体論
  • 第5章 北一輝の『国体論及び純正社会主義』
  • 第6章 治安維持法の成立と国体
  • 第7章 国体明徴(天皇機関説)事件と『国体の本義』
  • 第8章 大川周明の『日本二千六百年史』をめぐって
  • 第9章 敗戦と国体変更論

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27693204
  • ISBN
    • 9784585222286
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    8, 286p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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