国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての「国体」論
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国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての「国体」論
勉誠出版, 2019.2
- タイトル別名
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国体はどのように語られてきたか : 歴史学としての国体論
- タイトル読み
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コクタイ ワ ドノヨウニ カタラレテ キタカ : レキシガク トシテノ コクタイロン
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内容説明・目次
内容説明
日本人は、「日本」という国家のありようをいかに考え、論じてきたか—幕末における西欧列強への危機意識のなかで強力なイデオロギーとして醸成された後期水戸学による論から、終戦を経た新憲法制定、象徴天皇制に関わる国体論にいたるまでを通時的に解説。「日本とは何か」が問われるいま、国家の特殊性・固有性を志向する思想・言説の史的展開を探る歴史学としての国体論。
目次
- 序章
- 第1章 幕末、後期水戸学における国体観
- 第2章 啓蒙思想家の国体論
- 第3章 教育勅語と国体
- 第4章 帝国憲法の成立と国体論
- 第5章 北一輝の『国体論及び純正社会主義』
- 第6章 治安維持法の成立と国体
- 第7章 国体明徴(天皇機関説)事件と『国体の本義』
- 第8章 大川周明の『日本二千六百年史』をめぐって
- 第9章 敗戦と国体変更論
「BOOKデータベース」 より