フランスの同性婚と親子関係 : ジェンダー平等と結婚・家族の変容

書誌事項

フランスの同性婚と親子関係 : ジェンダー平等と結婚・家族の変容

イレーヌ・テリー著 ; 石田久仁子, 井上たか子訳

明石書店, 2019.1

タイトル別名

Mariage et filiation pour tous : une métamorphose inachevée

フランスの同性婚と親子関係 : ジェンダー平等と結婚家族の変容

Mariage et filiation pour tous : une métamorphose inachvée

タイトル読み

フランス ノ ドウセイコン ト オヤコ カンケイ : ジェンダー ビョウドウ ト ケッコン カゾク ノ ヘンヨウ

注記

原著 (Seuil, 2016) の全訳

「訳者あとがき」 (p195) に「Mariage et filiation pour tous. Une métamorphose inachvée」とあり (誤記)

巻末資料: p182-194

内容説明・目次

内容説明

2013年、フランスでも、「みんなのための結婚法」が成立し、同性婚が認められた。本書は、新しいジェンダー・アプローチから、同性婚が認められるまでの法的・社会的な歴史を紐解くとともに、男女平等の時代における親子関係の法的矛盾を明らかにすることで、抜本的な法改正のための議論の枠組みを提示する。

目次

  • 序文 「みんなのための結婚」をめぐる大論争(男女の自然的差異VS性の無差別化;パックスと同性カップル ほか)
  • 第1章 ジェンダー関係アプローチ(二つのレベルのジェンダー;人のアイデンティティとしてのジェンダー ほか)
  • 第2章 性的平等と結婚の変貌(結婚から脱結婚へ;結婚とは何かは誰もが知っているはずだ ほか)
  • 第3章 生殖、子をなし親になること、「みんなのための親子関係」(同性愛者VS異性愛者;スケープゴートの論理を解明する ほか)

「BOOKデータベース」 より

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