Bibliographic Information

不実考

徳永裕二著

(外道まんだら : 忘れられた聖と賤の原像を求めて / 徳永裕二著, 続)

不知火書房, 2018.9

Title Transcription

フジツコウ

Available at  / 3 libraries

Description and Table of Contents

Description

不実とはここでは「実らず」の意で、「花咲かず」「種あらず」などを含む「生涯に至らない植物」の在り様を指して、筆者が仮に規定してみた外道信仰用語である。本書では、不実を植物/動物から人間の領域にまで拡張、本来、聖者の自己犠牲的な行為としてあったFGM(女性器切除)/MGM(男性器切除)が、歴史の中で社会の統治権力の在り方と関わってどのように「変形」をとげていったかを見る。“未開・蛮習”とされてきた古代信仰の核心に光を当てる。

Table of Contents

  • 1 抜箭天皇考
  • 2 象神考
  • 3 落語考
  • 4 「木と林」について
  • 5 割礼考
  • 6 不実考
  • 7 外道幻想の歴史性について
  • 8 胞衣神考

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

  • NCID
    BB27700897
  • ISBN
    • 9784883451227
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    福岡
  • Pages/Volumes
    227p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
Page Top