フクシマの医療人類学 : 原発事故・支援のフィールドワーク

書誌事項

フクシマの医療人類学 : 原発事故・支援のフィールドワーク

辻内琢也, 増田和高編著

遠見書房, 2019.2

タイトル別名

Fukushima

フクシマの医療人類学 : 原発事故支援のフィールドワーク

タイトル読み

フクシマ ノ イリョウ ジンルイガク : ゲンパツ ジコ シエン ノ フィールドワーク

注記

協力: 震災支援ネットワーク埼玉(SSN), 早稲田大学災害復興医療人類学研究所

文献リスト: p308-309

収録内容
  • 震災はまだ終わっていない / 辻内琢也著
  • 二〇一一年三月一一日 / 辻内琢也著
  • フィールドワークin埼玉 / 辻内琢也著
  • エスノグラフィー「被災者の生の声に寄り添う」 / 増田和高著
  • インタビュー「多領域協働による社会的ケアの実践」 / 辻内琢也著
  • エスノグラフィー「格差と分断による呻き声」 / 辻内琢也著
  • インタビュー「復興に向けた歩み」 / 増田和高監修
  • パネルディスカッション「予想される分断と切り捨てに対する支援のあり方」 / 辻内琢也著
  • 私たちに何ができるのか / 辻内琢也著
内容説明・目次

内容説明

福島・浜通り。2011年3月の東日本震災と、その直後に起きた福島第一原子力発電所の事故によって、避難と転居を余儀なくされた多くの人々。本書は、彼らへの支援とフィールドワークを行った医師で医療人類学者辻内琢也と、その同僚たちによる記録である。辻内らは、事故直後から埼玉県に避難してきた人々とのかかわりを始め、まずは医療者、臨床家として心を配り、その後、長く続く裁判や補償問題にまで携わってきた。そのかたわら被災者のやりきれない気持ちと怒りと嘆きを受けとめ、多くのインタビューを行ってきている。医療人類学者は、この事故に何を見たのか。フクシマの過去、現在、未来をつづる。

目次

  • 第1部 緊急避難フェーズ(二〇一一年三月一一日;フィールドワークin埼玉)
  • 第2部 避難生活確立フェーズ(エスノグラフィー「被災者の生の声に寄り添う」;インタビュー「多領域協働による社会的ケアの実践」)
  • 第3部 格差拡大フェーズ(エスノグラフィー「格差と分断による呻き声」)
  • 第4部 復興再建フェーズ(インタビュー「復興に向けた歩み」;パネルディスカッション「予想される分断と切り捨てに対する支援のあり方」)

「BOOKデータベース」 より

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