鉄条網の世界史
著者
書誌事項
鉄条網の世界史
(角川文庫, 21429)
KADOKAWA, 2019.1
- タイトル別名
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鉄条網の歴史 : 自然・人間・戦争を変貌させた負の大発明
Entangled : a history of barbed wire
角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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テツジョウモウ ノ セカイシ
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注記
「鉄条網の歴史」(洋泉社 2013年刊)の改題, 加筆修正
その他のタイトルはブックジャケットによる
角川ソフィア文庫のシリーズ番号: I-405-2
参考文献: p294-302
内容説明・目次
内容説明
農作物を家畜などから守ることを目的に約160年前に発明された鉄条網は、いつしか人と人とを隔てる強力な暴力兵器へと変貌を遂げた。先住民が押し込められた居留地、アウシュヴィッツ強制収容所、アメリカ‐メキシコの国境—著者は世界中から資料を掘り起こし、現地取材を重ね、人間の外敵排除の心理がこのシンプルな道具とともに顕在化し、爆発的に膨張したことを明らかにする。鉄条網を通して見る、もう一つの近現代史。
目次
- 第1章 西部開拓の主役
- 第2章 土壌破壊と黄塵
- 第3章 塹壕戦の主役
- 第4章 「人種の罪」と憎悪のフェンス
- 第5章 民族対立が生んだ強制収容所
- 第6章 国境を分断する鉄条網
- 第7章 追いつめられる先住民
- 第8章 よみがえった自然
「BOOKデータベース」 より