開国の先覚者小栗上野介
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開国の先覚者小栗上野介
(PP選書 : Problem & Polemic : 課題と争点)
批評社, 2018.12
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小栗上野介 : 開国の先覚者
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カイコク ノ センカクシャ オグリ コウズケノスケ
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Note
解説: 礫川全次
千代田書院 (1953年刊)の再刊
Description and Table of Contents
Description
徳川幕府最後の能吏。万延元年遣米使節として世界一周した先覚者であり、横須賀製鉄所を建設した日本近代化の先駆けであり、封建制から郡県制への壮大な構想をもっていた、徳川幕府下の優秀な官僚たちのなかでも最良の能臣小栗忠順は、それゆえに明治維新政府から恐れられ、斬殺された。上野介の義理の甥であり、小栗の復権と再評価に力を注いだ蜷川新が、同時代人や親族から直接見聞きした証言を含めた、彼にしか書けなかった小栗上野介の伝記、完全翻刻版。
Table of Contents
- 小栗上野介の外交上の功績
- 小栗上野介の国防上の功績
- 小栗上野介の国の財政と経済に関する功績
- 小栗上野介の国内統一および郡県制創設の主張
- 最後の江戸城会議と小栗の官軍掃滅の作戦方略
- 小栗に科した虚偽の罪状と不法の斬首
- 小栗上野介に対する三宅雪嶺博士の批判
- 小栗の作戦方略に驚嘆した長藩の大村益次郎
- 小栗上野介と西郷隆盛との対照
- 小栗上野介と勝海舟との対照〔ほか〕
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