鷹見泉石 : 開国を見通した蘭学家老

書誌事項

鷹見泉石 : 開国を見通した蘭学家老

片桐一男著

(中公叢書)

中央公論新社, 2019.2

タイトル読み

タカミ センセキ : カイコク オ ミトオシタ ランガク カロウ

注記

鷹見泉石年表: p210-212

参考文献: p213-216

内容説明・目次

内容説明

鷹見泉石は、古河藩主の土井利厚、利位の二代に近侍し、後年には「土井の鷹見か、鷹見の土井か」と名家老ぶりをうたわれた。レザーノフ事件を契機に若くして危機意識を抱いた泉石は、生涯を通じて海外情報の収集に努め、その知見は学者や幕府要人に広く影響を与えていく。ペリー来航を受けた提言書「愚意摘要」は開国と和親通商を主張するもので、抜きん出た先見性を物語る。豊富な一次史料をもとに描く初の本格的評伝。

目次

  • はじめに—国宝となった鷹見泉石像
  • 第1章 レザーノフ来航
  • 第2章 江戸藩邸で情報収集
  • 第3章 海外に目を向け、蘭学と欧風趣味にのめり込む
  • 第4章 混迷する幕政・藩政に取り組んで
  • 第5章 古河退隠で蘭学に没頭
  • 第6章 世界のなかの日本を見据えて

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB27748441
  • ISBN
    • 9784120051623
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    219p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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