老いと踊り
著者
書誌事項
老いと踊り
勁草書房, 2019.2
- タイトル別名
-
Aging+dancing
- タイトル読み
-
オイ ト オドリ
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注記
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
誰もが避けられない「老い」。年齢を重ねたダンサーを起用したピナ・バウシュやジャドソン教会派、100歳を超えても踊り続けた大野一雄、老いを成熟とみなす能や踊りの分析をとおし、長時間労働と規律化が可能であるがゆえに近代で理想とされた「若い」身体の価値を再考、脱主体、脱近代を孕む身体の可能性を探る。
目次
- 老いのパフォーマティヴィティ—老いる踊り手、老いない踊り
- 第1部 踊りの遺産(制作と稽古と継承のはざま—ピナ・バウシュの“春の祭典”が遺したもの;老いと舞踊の哲学—絶対的他者としての老者の舞;ダンスにおける痛みの身体;コンテンポラリーダンス、長寿、人生の意味)
- 第2部 伝統での老いとポスト・ジェネレーション(上演の考古学—メレディス・モンクの“少女教育再訪”とレノーラ・シャンペーン作、出演によるソロ・パフォーマンス作品“メモリーの物置”;論説と鼎談—日本舞踊と老い;日本における「老い」と「踊り」)
- 第3部 グローバル化する老いのダンスドラマトゥルギー(老女と少女の物語;日本の神話と儀礼における翁童身体と舞踊;老いを巡るダンスドラマトゥルギー—ライムント・ホーゲの終わりなき“An Evening with Judy”;大野慶人のレクチャー・パフォーマンス“命の炎”について—「老い」と舞踏はどこで出会う?)
- 番外編(旅立ちの日のための「音楽」(ダンスも含む))
「BOOKデータベース」 より