他力の哲学 : 赦し・ほどこし・往生
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他力の哲学 : 赦し・ほどこし・往生
河出書房新社, 2019.2
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他力の哲学 : 赦しほどこし往生
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タリキ ノ テツガク : ユルシ ホドコシ オウジョウ
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Note
引用文献: p246-248
参考文献: p248-249
Description and Table of Contents
Description
浄土は、いま、どこにあるか。世界のリアルな非惨の数々を前にして、私たちが往き、生まれ、生まれ続けるべき浄土は、いま、どこにあるか。法然、親鸞、一遍における熾烈な信仰の生成を生/死を超える万人救済の教えとして徹底的に問い直し“他力”の思考と実践をその現代性を鳴り響かせつつ甦らせる—詩人思想家がその生のすべてを賭けた「廻心」の書。
Table of Contents
- 序 ふたたび祈りの姿勢をとるために—あるいは遅れてきた至急便
- 第1部 「他力」という力(法然の革命—人民のための浄土;親鸞の闘い—マイノリティへの生成変化)
- 第2部 「赦し」とはなにか(「汝、赦されてあり」—大慈悲の力;赦し得ぬものを赦すこと—「悪人正機説」の過去と未来)
- 第3部 「ほどこし」という行為(一遍の実践—捨てること、与えること;「遊行」とはなにか—「一声」から集団編成へ)
- 第4部 「往生」とはなにか(有限性の問い—源信、ハイデガー、そして法然;現世において生/死を超える—称名念仏の刻)
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