もう逃れられない
著者
書誌事項
もう逃れられない
(中野京子と読み解く, . 運命の絵 / 中野京子著||ウンメイ ノ エ)
文藝春秋, 2019.1
- タイトル読み
-
モウ ノガレラレナイ
大学図書館所蔵 全65件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
『運命の絵』のパート2
「中野京子の運命の絵」 (「オール讀物」2017年4月号-6月号, 8月号, 10月号, 12月号, 2018年1月号-11月号) に加筆し、再編集したもの
内容説明・目次
内容説明
誰もみな、堕ちては昇る—。世紀を越えた名画が私たちに突きつけるコントロール不能な、人生の流転。ナポレオンにオーラを授けたグロ奇跡の一枚、ゴーギャンの遺書になり損ねた大作、シェフェールがエロティックに描いた死に向かう乙女、ターナーが戦艦に重ねたイギリスの栄枯盛衰、バーン=ジョーンズの真に迫る運命の車輪ほか、オールカラー絵画32点で読み解く17の運命。『怖い絵』『名画の謎』に続くシリーズ第2弾。
目次
- 若さと綺麗な顔だけを武器に—マネ『フォリー・ベルジェールのバー』/ロートレック『二日酔い(シュザンヌ・ヴァラドン)』
- 車輪は廻り続ける—バーン=ジョーンズ『運命の車輪』
- 生還できるか—ホーマー『メキシコ湾流』『ハリケーンの後で』/ジェリコー『メデュース号の筏』
- 日比谷公園との関係—ルーベンス『ロムルスとレムス』
- 駄犬じゃけえ…—ブリューゲル『雪中の狩人』
- 遺書になりそこねた大作—ゴーギャン『我々はどこから来たのか我々は何者か我々はどこへ行くのか』『レ・ミゼラブルの自画像』『死霊が見ている』
- 死びとは駆けるのが速い—ヴェルネ『レノーレのバラード』/シェフェール『レノーレ—死者は駆けるのが速い』
- 敗戦の将をいたわる—ベラスケス『ブレダ開城』/ルーベンス『侯爵夫人ブリジーダ・スピノラ=ドーリア』
- 表現者になるため生まれてきた—ワッツ『選択』/サージェント『マクベス夫人に扮したエレン・テリー』
- 聖書を破り捨てて—ムンカーチ『死刑囚の監房』『ハンガリー軍服姿の皇帝フランツ・ヨーゼフ1世』
- 大金持ちのゴミ屋敷—モロー『ユピテルとセメレ』
- 若き英雄の誕生—グロ『アルコレ橋のナポレオン』『ヤッファのペスト患者を見舞うナポレオン』
- 老兵はただ消え去るのみ—ターナー『戦艦テメレール号』
- 久米仙人との違い—ボス『聖アントニウスの誘惑』/テニールス『聖アントニウスの誘惑』
- 胸塞がる物語—ティツィアーノ『マルシュアスの皮剥ぎ』/ペルジーノ『アポロンとマルシュアス』
- メガミとイージス艦—クリムト『バラス・アテナ』/ルーベンス『メドゥーサの首』
- 荒々しい馬市—ボヌール『馬市』『バッファロー・ビル肖像』
「BOOKデータベース」 より