小泉八雲・澁澤龍彦と『夜窓鬼談』 : 交響する幻想空間 Lafcadio Hearn, Shibusawa Tatsuhiko and Yasōkidan : orchestration of fantasy

書誌事項

小泉八雲・澁澤龍彦と『夜窓鬼談』 : 交響する幻想空間 = Lafcadio Hearn, Shibusawa Tatsuhiko and Yasōkidan : orchestration of fantasy

林淑丹著

翰林書房, 2019.2

タイトル別名

小泉八雲澁澤龍彦と夜窓鬼談 : 交響する幻想空間

タイトル読み

コイズミ ヤクモ シブサワ タツヒコ ト ヤソウ キダン : コウキョウ スル ゲンソウ クウカン

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内容説明・目次

内容説明

怪異小説の創作の伝統が漢字文化圏でいかに変容したか。漢文小説『夜窓鬼談』の特性を明らかにし、近現代作家に受容される過程を考察する。

目次

  • 第1部 『夜窓鬼談』の幻妖世界(なぜ怪談なのか—怪談文芸の地位の回復;漢文小説の出版戦略と挿絵 ほか)
  • 第2部 小泉八雲の再話文学と『夜窓鬼談』(「果心居士の話」論—物語の空間;小泉八雲による再話と『夜窓鬼談』の交響)
  • 第3部 澁澤龍彦の文学と『夜窓鬼談』(すれ違いの美学—「茨城智雄」から「茨木智雄」へ;澁澤龍彦「画美人」論—その身体と空間の表象 ほか)
  • 第4部 無垢の想像力(もの憑き・夢魔の想像空間—「狐媚記」「夢ちがえ」をめぐって;サド裁判における澁澤龍彦の思想と批判)
  • 第5部 澁澤文学における旅の構造(流転と再生の旅—「ねむり姫」を読む;旅のかたち—「ぼろんじ」「うつろ舟」をめぐって ほか)

「BOOKデータベース」 より

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