民俗の変化と視点
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民俗の変化と視点
信毎書籍出版センター, 2019.2
- タイトル読み
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ミンゾク ノ ヘンカ ト シテン
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内容説明・目次
内容説明
急速に変わりつつある葬式—家族の変容が急速過ぎて儀礼の変化が伴わず、現実との間にギャップが生じたり、変化した儀礼に慣れない人々が違和感を感じたりしているのが、現在である。台所から始まった生活の変化—普通の日の水くみはまだましだったが、雨降りには川の水が濁って使えず、家から離れた公民館の井戸からくんでこなければならなかった。バケツに二つずつ三回運んでこないと、カメが一杯にならなかったので、朝起きて雨が降っていると暗い気持ちになった。
目次
- 1 変化する葬送儀礼と霊魂観(「儀礼」から「お別れ会へ」—松本市近辺の葬儀の変化;現代社会と民俗学—葬儀と墓に寄せて;松本近辺の葬儀の行方—東京近辺の葬儀の変化と比較して ほか)
- 2 変化する暮らし(上伊那郡中川村大草のダンナ様の暮らし;山の暮らしは貧しいか—信州秋山郷の暮らしから;マチの暮らしと善光寺 ほか)
- 3 変わる視点と変わらぬ視点(地域研究の方法;日本民俗学会「年会」での学び;生業から見えてくるもの—長野県伊那市高遠町山室地区夏期調査報告 ほか)
「BOOKデータベース」 より