明月記を読む : 定家の歌とともに
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明月記を読む : 定家の歌とともに
(コスモス叢書, 第1148篇)
短歌研究社, 2018.11
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明月記を読む : 定家の歌とともに
- タイトル読み
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メイゲツキ オ ヨム : サダイエ ノ ウタ ト トモ ニ
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注記
定家略年譜: 下巻p214-218
和歌史上欠くことのできない文献である、藤原定家の書いた漢文日記「明月記」から、定家の歌の背景と、定家が希求した美の世界を読み解く。『短歌研究』連載を書籍化。
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784862726001
内容説明
現存する十九歳から七十四歳までの明月記は、和歌史上欠くことのできない文献である。天才歌人、定家の歌の背景と定家が希求した美の世界を読み解く。
目次
- 明月記の内容
- 出発地点の歌
- 初学百首
- 堀河題百首
- 定家の若き荒魂
- 二見浦百首
- 殷富門院大輔百首
- 閑居百首
- 千載集成立の前後
- 花月百首
- 速詠の二百首
- 十題百首
- いろは歌
- 後白河の崩御
- 母逝く
- 六百番歌合
- 韻歌百廿八首
- 仁和寺宮五十首
- 院初度百首への道
- 院初度百首
- 奔流の、始まり
- 「老」の定家、「若」の後鳥羽院
- 後鳥羽院と“遊び”
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784862726018
内容説明
若き後鳥羽院との運命的な出会い、新古今集の撰進。承久の乱を経て、老いを迎えた定家は、今日に残る多くの古典の書写に打ち込む。明月記に書き継がれた“歌の人”定家の変遷を辿る。
目次
- 熊野御幸
- 熊野御幸と後鳥羽院の壮図
- 雪月花に浮かれること
- 身にしむ色
- 千五百番歌合
- 俊成卿九十の賀
- 俊成の死
- 新古今集の成立
- 良経、謎の急死
- 後鳥羽院と連歌と
- 名所の絵と歌
- 忍従の日々
- 実朝と定家
- 早梅、風の底に薫る
- 順徳天皇の和歌サロン
- 連続三回の「百首歌」に苦しむ
- 自選歌集と全歌集
- 承久の乱の前後
- 文化の伝播のために
- つひの栖
- 庭を麦畑とす
- 最後の花々
「BOOKデータベース」 より