引用の文学史 : フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史
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引用の文学史 : フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史
水声社, 2019.2
- タイトル別名
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引用の文学史 : フランス中世から二〇世紀文学におけるリライトの歴史
- タイトル読み
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インヨウ ノ ブンガクシ : フランス チュウセイ カラ 20セイキ ブンガク ニ オケル リライト ノ レキシ
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文献あり
内容説明・目次
内容説明
“オリジナル”の概念が希薄だった中世にはじまり、テクスト相互の緊張関係が高まりをみせる20世紀まで、フランス文学の豊富な事例を読み解くことで、「引用=書き直し」がもつ多様な広がりに焦点を当てるアクチュアルな研究成果。
目次
- 1(オリジナルのない時代;ルネサンス期のリライトに関する一考察—エラスムスの「コピア」そして「パラフラシス」 ほか)
- 2(歴史記述における史料の引用—瀕死の太陽王をめぐるダンジョー候の証言;処女ジャンヌの剣—シャプランの聖戦からヴォルテールの反戦へ ほか)
- 3(言葉と記憶—ネルヴァルにおける引用の詩学;リライトと寓意の多層性—ボードレール「お菓子」再読 ほか)
- 4(『失われた時を求めて』は『サント=ブーヴに反論する』の小説版なのか—小説的批評と批評的小説;ペルソナとしてのギリシア神話—二人の女性作家、マルグリット・ユルスナールとクロード・カーアンが「私」を語るとき ほか)
- 補論 リライトとパロディ
「BOOKデータベース」 より