「罪と罰」の受容と「立憲主義」の危機 : 北村透谷から島崎藤村へ
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書誌事項
「罪と罰」の受容と「立憲主義」の危機 : 北村透谷から島崎藤村へ
成文社, 2019.2
- タイトル別名
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罪と罰の受容と立憲主義の危機 : 北村透谷から島崎藤村へ
- タイトル読み
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「ツミ ト バツ」ノ ジュヨウ ト「リッケン シュギ」ノ キキ : キタムラ トウコク カラ シマザキ トウソン エ
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注記
参考文献: p220-222
内容説明・目次
内容説明
青春時代に「憲法」を獲得した明治の文学者たちの視点で、「憲法」のない帝政ロシアで書かれ、権力と自由の問題に肉薄していた『罪と罰』の現代的な意義に迫る。
目次
- 第1章 「古代復帰の夢想」と「維新」という幻想—『夜明け前』を読み直す
- 第2章 一九世紀のグローバリズムと日露の近代化—ドストエフスキーと徳富蘇峰
- 第3章 透谷の『罪と罰』観と明治の「史観」論争—徳富蘇峰の影
- 第4章 明治の『文学界』と『罪と罰』の受容の深化
- 第5章 『罪と罰』で『破戒』を読み解く—差別と「良心」の考察
- 第6章 『罪と罰』の新解釈とよみがえる「神国思想」—徳富蘇峰から小林秀雄へ
「BOOKデータベース」 より