エリアス・カネッティ : 生涯と著作

書誌事項

エリアス・カネッティ : 生涯と著作

須藤温子 [著]

(古典転生, 17)

月曜社, 2019.2

タイトル別名

Elias Canetti

エリアスカネッティ

タイトル読み

エリアス カネッティ : ショウガイ ト チョサク

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注記

参考文献: p331-346

エリアス・カネッティ略年譜: p347-351

内容説明・目次

内容説明

セファルディ系ユダヤ人であり、20世紀のドイツ語圏作家。ノーベル文学賞受賞者にして、数知れない故郷をもつ亡命者。そして、死の敵対者でありつづけた男。4つの言語を操りながらもドイツ語で書き続けたエリアス・カネッティの文学作品と思考の変遷をたどる力作。妻であり作家であったヴェーザの魅力にも触れる。

目次

  • ウィーン・女性・ユダヤ人(逃げゆく男—オットー・ヴァイニンガーの『性と性格』とエリアス・カネッティの『眩暈』;「せむし」の小人たち—エリアス・カネッティの『眩暈』とヴェーザ・カネッティの『黄色い街』におけるユダヤ人の身体)
  • 群衆と権力(群衆—他者と偶有性への活路)
  • 生・死・生き残ること(「わたしはいかなる死も認めない」—エリアス・カネッティの死生学;「現実への道のひとつは絵画を経由している」—エリアス・カネッティの五枚の絵画)
  • 亡命—ウィーンを追われて(楽園からの追放—ヴェーザ・カネッティの小説『亀たち』とオーストリア併合;戦後オーストリアと亡命作家—ローベルト・ノイマン、ヴェーザ・カネッティ、エリアス・カネッティ;エリアス・カネッティの『耳証人』と性格の系譜学)
  • 言語と故郷—ユダヤ人であること(エリアス・カネッティは何語で泣いたか—母語にして迫害の言語とユダヤ性)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27842596
  • ISBN
    • 9784865030709
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    調布
  • ページ数/冊数
    351, xviiip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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