幽霊の歴史文化学
著者
書誌事項
幽霊の歴史文化学
(二松学舎大学学術叢書)
思文閣出版, 2019.2
- タイトル読み
-
ユウレイ ノ レキシ ブンカガク
大学図書館所蔵 全136件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
本来、目に見えないはずの幽霊—しかしこれまで日本人は、それを文学作品や映像コンテンツによって描いてきた。「幽霊」という言葉の意味は時代によって変遷し、それはときに現代人の多くが想像するものと大きく異なる。人びとは幽霊をどう感知し、それを表象するためにいかなる工夫をしてきたのか、幽霊になにを求めたのか。歴史学、メディア学、文学、美術史学、宗教学、社会学、民俗学等さまざまな研究分野から日本人の精神世界の一端に迫る。
目次
- 幽霊の歴史文化学への招待
- 第1部 幽霊の存在論—それはどう生起するのか(生と死の間—霊魂の観点から;幽霊ではなかった幽霊—古代・中世における実像;死霊表象の胚胎—記紀・万葉集を中心に)
- 第2部 幽霊の表現論—それはどう描かれるのか(化物振舞—松平南海侯の化物道楽;『新釈四谷怪談』のお岩が映しだすもの—占領期の日本映画検閲と田中絹代のスターイメージをめぐって;祟りきれない老婆と猫—中川信夫『亡霊怪猫屋敷』のモダニティ ほか)
- 第3部 幽霊の空間論—それはどこに出没するのか(上から出る幽霊—地上七・八尺の異界;立ち現れる神霊—御嶽講の御座儀礼;大都市江戸の怪異譚—『耳袋』と『反古のうらがき』から ほか)
「BOOKデータベース」 より