知的所有権の人類学 : 現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知
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知的所有権の人類学 : 現代インドの生物資源をめぐる科学と在来知
世界思想社, 2019.2
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チテキ ショユウケン ノ ジンルイガク : ゲンダイ インド ノ セイブツ シゲン オ メグル カガク ト ザイライチ
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注記
参照文献: p275-289
事項索引: p290-292
人名索引: p293
内容説明・目次
内容説明
知識は誰のものか?豊富な薬草資源をもつインドに「知的所有権」という概念が持ち込まれたとき、現地で何が起こるのか。緻密なフィールドワークにもとづき解明。過去の労働への対価ではなく、未来への責任としての所有という概念を提示する、異色の所有論。
目次
- 「誰かのもの」としての知識
- 第1部 知識が誰かのものになるとき(所有主体の生成をめぐる民族誌;在来知と知的所有権のフィールドワーク—翻訳を追いかける)
- 第2部 伝統医療と生物資源の所有化(翻訳され続けるアーユルヴェーダ—国家と伝統医療;薬草州ウッタラーカンドと「人々の生物多様性登録」)
- 第3部 「人々の生物多様性登録」プロジェクト—科学者の実践(「在来知」を生み出す科学者たち;「知識の所有者」をつくり出す)
- 第4部 「所有主体」を超えて—「人々」の経験(「在来知」を超えて—「効果」としての治療と文化的所有権;自然と「責任主体」の生成?—薬草と生み出されつつある関係)
- 未来へ拓かれた所有
「BOOKデータベース」 より