地磁気の逆転 : 地球最大の謎に挑んだ科学者たち、そして何が起こるのか

書誌事項

地磁気の逆転 : 地球最大の謎に挑んだ科学者たち、そして何が起こるのか

アランナ・ミッチェル著 ; 熊谷玲美訳

光文社, 2019.2

タイトル別名

The spinning magnet : the force that created the modern world - and could destroy it

地磁気の逆転 : 地球最大の謎に挑んだ科学者たちそして何が起こるのか

タイトル読み

チジキ ノ ギャクテン : チキュウ サイダイ ノ ナゾ ニ イドンダ カガクシャ タチ ソシテ ナニ ガ オコル ノカ

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注記

原著 (c2018) の翻訳

解説: 渋谷秀敏

N極とS極が入れ替わるとき人類未経験の危機が! 地磁気の謎に挑んだ歴史上の科学者たちの業績を追いながら、磁力とは何か、なぜ地磁気逆転が起こるのか、来る危機にいかに備えるべきかを考察する。「チバニアン」も解説。

内容説明・目次

内容説明

地球は巨大な磁石だ。コンパスの「N極」は北を、「S極」は南を指し示す。だが近年の研究により、地球ではこれまで何度も磁極の逆転(N極とS極の入れ替わり)が起こっていたこと、そして、前回の逆転から78万年経過したいま、近い将来に次の逆転が起こるかもしれないことが明らかになっている。地球の磁場は、人間に正しい方角を教えてくれるだけでなく、宇宙から降り注ぐ有害な宇宙線から生命や文明を守ってもいる。何百年も続くと言われる磁極の逆転プロセスでは、地球の磁場が弱まり、宇宙線被曝によって甚大な被害が出るという。生体や遺伝子への影響のみならず、電子機器や発電・送電設備の故障など、人類が経験したことがない危機が起こりうるのである。本書では、地磁気の謎に挑んだ歴史上の科学者たちの業績を追いながら、そもそも磁力とは何か、なぜ地球は磁石なのか、なぜ地磁気逆転が起こるのか、来る危機を前に私たちはいかに備えるべきかを考察するものである。千葉県にちなむ「チバニアン」という名称が昨今話題の地質年代と、地磁気逆転の関係にも触れる「解説」も特別収録。

目次

  • 第1部 磁石(すべての始まり;不対電子のスピン ほか)
  • 第2部 電流(コペンハーゲン実験;密接な結びつき ほか)
  • 第3部 コア(ねじれる渦;地球内部の衝撃 ほか)
  • 第4部 逆転(空を見上げる;光が予言する恐怖 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB27864861
  • ISBN
    • 9784334962265
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    346p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
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