原発と放射線被ばくの科学と倫理

書誌事項

原発と放射線被ばくの科学と倫理

島薗進編

専修大学出版局, 2019.3

タイトル読み

ゲンパツ ト ホウシャセン ヒバク ノ カガク ト リンリ

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注記

参考文献: p284-288

内容説明・目次

内容説明

低線量被ばくの健康影響問題は科学的にはっきりしていない。なぜ、「科学者」や「専門家」は「安全」・「安心」と断言するのか?

目次

  • 第1部 放射線被ばくの「不安」と「精神的影響」(科学はなぜ信頼を失ったのか?—初期被ばくが不明になった理由;日本医師会と日本学術会議の協働;「リスクコミュニケーション」は適切か? ほか)
  • 第2部 放射線被ばくをめぐる科学と倫理(加害者側の安全論と情報統制—広島・長崎から福島へ;多様な立場の専門家の討議、そして市民との対話—権威による結論の提示か、情報公開と社会的合意形成か;閉ざされた科学者集団は道を踏み誤る—放射線健康影響の専門家の場合 ほか)
  • 第3部 原発と倫理(原発の倫理的限界と宗教の視点—福島原発災害後の宗教界の脱原発への訴え;村上春樹が問う日本人の倫理性・宗教性—祈りと責任を問うこと;哲学者ロベルト・シュペーマンの原発批判 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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