文人たちのまち番町麴町
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書誌事項
文人たちのまち番町麴町
言視舎, 2019.1
- タイトル読み
-
ブンジン タチ ノ マチ バンチョウ コウジマチ
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注記
『番町麴町「幻の文人町」を歩く』(2008年刊)を改題, 再編集したもの
主な参考文献: p186-194
内容説明・目次
内容説明
東京の中心に位置し「お屋敷町」の風情をいまなお残す番町麹町界隈は、かつて多くの文学者、芸術家たちが住んだ「文人町」だった。この魅力的な「まち」の記憶を辿り、さまざまな文人たちの足跡を探る。
目次
- 番町・麹町界隈 東京の真ん中に「幻の文人町」があった—御邸町という土地柄と「文人通り」の散策
- 旧有島邸は、どこにある?—「文人通り」に広がっていた大きな屋敷の記憶
- 泉鏡花の旧居跡碑をめぐって—隣人には鏡花を慕う若い文学者たちも
- 島崎藤村、失恋の地に戻り晩年を過ごす—「明治女学校」教師時代の思い出に引き寄せられるように
- 番町で産声をあげた白樺派の巨匠—武者小路実篤と千家元麿は幼少の頃からご近所同士だった
- 樋口一葉、恋の通い路—本郷から麹町へ、一途な思いを抱いて
- ここは『明星』創刊の地—与謝野鉄幹・晶子夫妻、活躍の足跡
- 明治、大正、昭和、行き交う詩人たち—番町麹町界隈の詩人・歌人・俳人事情
- 永井荷風、小山内薫、武林無想庵—番町界隈で過ごした彼らの放蕩無頼の時代
- 国木田独歩の恋の坂道—有島武郎「或る女」との因縁
- 同じまちに暮らした吉行と百〓—それぞれの見た番町
- 岡本綺堂の描いた風景—番町麹町の知恵袋が、まちの様子を記していた
- 番町麹町を愛した作家たち—「文人町」たるゆえんが、ここにはまだまだある
- 気骨ある言論人たち—東洋のルソーから日本主義者、アナーキストまで
- 明治女学校 先進的な女性を多数輩出—若き日の島崎藤村、北村透谷らが教壇に
- ふたりの異邦人 島崎藤村と藤田嗣治—「パリ=番町」を繋ぐ交友録
「BOOKデータベース」 より