叛徒と隠士 : 周作人の一九二〇年代
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叛徒と隠士 : 周作人の一九二〇年代
平凡社, 2019.2
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叛徒と隠士 : 周作人の一九二〇年代
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ハント ト インシ : シュウ サクジン ノ センキュウヒャクニジュウネンダイ
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Note
主要引用・参考文献一覧: p375-388
周作人略年譜および関連事項: p389-394
Description and Table of Contents
Description
ハヴロック・エリス、トルストイ、バクーニン、武者小路実篤、有島武郎、厨川白村…一九二〇年代日本、西洋の多様な思想を摂取し、五・四運動以降の中国的現在と苦闘し挫折するなかで、周作人は二匹の鬼を身の内に住まわせる。
Table of Contents
- 序論 内なる「叛徒」と「隠士」の葛藤(最期の言葉—「二匹の鬼」という自己認識;二匹の鬼—わが内なるダイモーン ほか)
- 第1章 日本文化との邂逅—周作人における「東京」と「江戸」(留学前史;「江戸」、「東京」との邂逅—「日本文化体験」 ほか)
- 第2章 人道主義文学の提唱とその破綻(「その不可なるを知るもこれをなす」—新しき村への共鳴と挫折;「人間の文学」における人道主義の構造 ほか)
- 第3章 失われた「バラ色の夢」—『自分の畑』における文学観の転換(頽廃派への共感—厨川白村「近代の悲哀」の影響;『自分の畑』における文学観の転換—個人主義の文学へ ほか)
- 第4章 「生活の芸術」と循環史論—エリスの影響(暗い時代の「予感」—『語絲』創刊以前;「生活の芸術」とエリス—『語絲』創刊以降 ほか)
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