すべての戦争は自衛から始まる
著者
書誌事項
すべての戦争は自衛から始まる
(講談社文庫, [も38-3])
講談社, 2019.1
- タイトル別名
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すべての戦争は自衛意識から始まる
- タイトル読み
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スベテ ノ センソウ ワ ジエイ カラ ハジマル
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注記
「すべての戦争は自衛意識から始まる」(ダイヤモンド社 2015年刊)の改題、加筆修正
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
侵略を目的として軍隊を持つ国はない。あくまで自衛のための軍隊。それは世界共通だ。イスラエルの軍隊の名称は「国防軍」。アメリカのペンタゴンは「国防総省」で、中国は「人民解放軍」。しかし自衛の意識は簡単に肥大する。歴史がそれを証明する。この国が再び戦争を選ばないために。注目の論考、遂に文庫化。
目次
- 第1章 すべての戦争は自衛から始まる(南京大虐殺、被害者は三〇万人でも一五万人でも(端的に言えば)どっちでもいい;北朝鮮の戦勝記念館には「自衛」のメッセージが溢れていた ほか)
- 第2章 「自分の国は血を流してでも守れ」と叫ぶ人に訊きたい(冷戦時代の産物だった抑止力は、こうしてまた息を吹き返した;平和で頭がボケているからこそ、気軽に「血を流す覚悟」などと口にできるのだ ほか)
- 第3章 戦争の責任はA級戦犯だけにあるのではない(橋下市長の慰安婦問題発言は、女性はもちろん、男性をも蔑むものだ;タイトルを勝手につけるな。批判するなら最後まで読め。絶対にまとめるな ほか)
- 第4章 それでもこの国は、再び「戦争」を選ぶのか(最大の自衛とは、安全を脅かす存在を洩らすことなく消滅させることである;治安維持法制定時の新聞を見て実感、この国はまた同じ時代をくりかえす ほか)
- エピローグ 日の丸の小旗を振りながら粛々と集団は動く
「BOOKデータベース」 より