六条藤家歌学書の生成と伝流

書誌事項

六条藤家歌学書の生成と伝流

梅田径著

勉誠出版, 2019.2

タイトル別名

院政期歌学知の動態的遷移の研究 : 六条藤家歌学書の生成と伝流

六条藤家歌学書の生成と伝流

タイトル読み

ロクジョウトウケ カガクショ ノ セイセイ ト デンリュウ

電子リソースにアクセスする 全1
注記

早稲田大学に提出した博士論文「院政期歌学知の動態的遷移の研究‐六条藤家歌学書の生成と伝流‐」を元に成稿したもの (あとがきによる)

あとがきに「刊行にあたってJSPS科研費課題番号18HP5033の助成を受けた」とあり

内容説明・目次

内容説明

藤原顕季を祖とし、平安後期から鎌倉期にかけて、御子左家と並び称された六条藤家。清輔・顕昭ら、稀代の歌学者を擁したその和歌の家の学問は、どのように伝えられ、広がっていったのか。著作の生成、他者による編集、書写者たちの改変…行為の連続体である現存諸本におけるさまざまな現象に着目し、知の生成・流通・受容・再生産の過程で起こる諸現象を動的に捉え、文化史上に位置付ける。

目次

  • 第1部 動態としての諸本論(通読する歌学書、検索する歌学書;大東急記念文庫本『奥義抄』上巻の情報構造—歌学書の割付を中心に ほか)
  • 第2部 院政期における歌学の展開(『和歌初学抄』の構想—修辞項目を中心に;『和歌初学抄』所名注記の検討—歌枕と修辞技法 ほか)
  • 第3部 院政期の諸文化と歌学(藤原顕方—六条家歌人の一側面;『重家集』考—守覚法親王との関わりを中心に ほか)
  • 第4部 古典文化を検索する(清原宣賢『詞源略注』『詞源要略』から見る顕昭『後撰集注』の逸文;宮内庁書陵部蔵『類標』をめぐって—近世における索引の登場とその思想)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BB2792395X
  • ISBN
    • 9784585291787
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    23, 416, 16p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ