医学教育の歴史 : 古今と東西
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医学教育の歴史 : 古今と東西
法政大学出版局, 2019.3
- タイトル読み
-
イガク キョウイク ノ レキシ : ココン ト トウザイ
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注記
その他の執筆者: 坂井建雄, 町泉寿郎, 海原亮, 青木歳幸, 相川忠臣, H.ボイケルス, 澤井直, 逢見憲一, 渡部幹夫, 勝井恵子
文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
西洋と日本医学の知はどう継承されてきたか。医師養成と知識継承の歴史初の全体像。古来、医学教育は当時最新の知識や技術を学生に教え、医師を養成してきた。西洋および日本の医学教育は、中世・近世期にはどのような知や制度に依拠し、また19世紀以降の近代医学はそれまでの人間観をどう変えたのか?学問史的見地から、大学医学部での教育内容の変遷や、日本の蘭方医による学問受容・形成過程に光をあて、現代にいたる基礎/臨床医学教育のパラダイム移行を概観する画期的論集!
目次
- 第1部 西洋の医学教育(ヨーロッパの医学教育史(十八世紀以前の西洋伝統医学教育;十九世紀以後の西洋近代医学の成立と特徴);近代ロンドンの病院医学校と医師資格制度—セント・トマス病院医学校を中心として)
- 第2部 日本近世の医学教育(江戸時代の医学教育(瀬戸内地方の事例を中心に;米沢藩の事例から;佐賀藩医学教育史))
- 第3部 日本近現代の医学教育(近現代の医学教育の概観—明治以後の医師養成制度と医学校の変遷;近現代の医学教育の諸相(十九世紀のオランダ語基礎医学教科書と蘭人教師たちの影響;明治・大正・昭和初期の医師資格制度と医学教育機関);臨床医学教育における医師と医学の原像と「執拗低音」—「ドイツ医学」と「アメリカ医学」の変容に関する一試論;臨床医学教育と疾病構造の変化—日本の結核史と結核教育史;昭和期における医療倫理教育—「医」の思想から「医学の哲学」へ)
「BOOKデータベース」 より