書誌事項

トルコ共和国国民の創成とその変容 : アタテュルクとエルドアンのはざまで

小笠原弘幸編

九州大学出版会, 2019.4

タイトル別名

トルコ共和国 : 国民の創成とその変容 : アタテュルクとエルドアンのはざまで

タイトル読み

トルコ キョウワコク コクミン ノ ソウセイ ト ソノ ヘンヨウ : アタテュルク ト エルドアン ノ ハザマ デ

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注記

執筆者: 小笠原弘幸, 穐山祐子, 濱崎友絵, 川本智史, 上野愛実, 田中英資, 柿﨑正樹, 沖祐太郎, 今井宏平, 山尾大

内容説明・目次

内容説明

この国の「かたち」は、いかにして作られたのか。オスマン帝国崩壊後に誕生し、今また大きな転機を迎えているトルコ。気鋭の若手研究者が様々な視角からこの国の来し方を明らかにし、行く末を論じる。

目次

  • 「アタテュルクのトルコ」を問い直す—共和国史をめぐる研究潮流と本書の射程
  • 第1部 アタテュルクの描いたトルコ国民像とその創成(国民史の創成—トルコ史テーゼとその後;国民創出イベントとしての文字革命;感性を「統合」する—国民音楽からトルコ民俗音楽へ;国父のページェント—ムスタファ・ケマルと共和国初期アンカラの儀礼空間)
  • 第2部 トルコ国民像をめぐるネゴシエーション(アタテュルク後の宗教教育政策—ライクリキの転換点;国民国家トルコとアナトリアの諸文明—イスラム化以前の遺跡をめぐる文化政策;トルコにおける抵抗文化—ハンスト・キャンペーンからみる国家・社会関係)
  • 第3部 交雑する空間のなかのトルコ国民—国境、移民・難民、隣国からの眼差し(トルコ共和国の境界—領域紛争と国境;トルコの移民・難民政策;イラクからみるトルコ—世論調査の計量分析から)
  • 激動の五年間(二〇一三〜一八年)と大統領制の始まり

「BOOKデータベース」 より

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