レトリックと哲学 : ケネス・バークからミシェル・フーコー

書誌事項

レトリックと哲学 : ケネス・バークからミシェル・フーコー

中西満貴典著

彩流社, 2019.3

タイトル別名

Rhetoric & philosophy

レトリックと哲学 : ケネスバークからミシェルフーコー

タイトル読み

レトリック ト テツガク : ケネス・バーク カラ ミシェル・フーコー

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注記

参考文献: p255-260

内容説明・目次

内容説明

言語の本質を対義的概念とみなして、その構造が出来事の矛盾の構造と相応関係にあることを洞察する。バークのレトリック観に魅せられた筆者。フーコー読みをへて、やがて“文字/声”の区分を思考の補助線として位置づけ、伝達媒体の相異が「近代的知/ルネサンスの知」という分節とパラレルな関係にあることを主題化する。

目次

  • 第1部 不調和の調和(ケネス・バーク研究(1)提喩概念の射程;ケネス・バーク研究(2)言語の弁証法的構造と主体概念の形成)
  • 第2部 思考モードとしてのレトリックの可能性(レトリック批評におけるメトニミーの可能性;機械化された思考に対置される口承的世界の可能性;“哲学/レトリック”の反転の可能性)
  • 第3部 オラル世界を知るための「装置」—序奏(解釈の連鎖による知の在りかた—『言葉と物』を読む;オラル世界における思考様式—文字世界と対比して)

「BOOKデータベース」 より

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