薔薇十字の覚醒 : 隠されたヨーロッパ精神史

書誌事項

薔薇十字の覚醒 : 隠されたヨーロッパ精神史

フランセス・イエイツ著 ; 山下知夫訳

工作舎, 2019.2

  • : 新装版

タイトル別名

The Rosicrucian enlightenment

タイトル読み

バラ ジュウジ ノ カクセイ : カクサレタ ヨーロッパ セイシンシ

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注記

薔薇十字運動参考年表: p414-422

底本: Routledge & Kegan Paul, 1972

内容説明・目次

内容説明

一七世紀、新・旧教諸国間の抗争が絶えないヨーロッパに突如とどろきわたった「薔薇十字宣言」。それは「魔術とカバラと錬金術」を原動力に、独自のユートピアに基づく新時代の幕開けを告げていた。その背後に潜むのは知識の秘密結社、薔薇十字友愛団。彼らの「見えない革命」は、ルネサンスと科学革命の時代をつなぐ、隠されたヨーロッパ精神史を形づくる…。

目次

  • 王家の婚礼—王女エリザベスとファルツ選帝侯の結婚
  • ボヘミアの悲劇—ファルツ選帝侯フリードリヒ五世の凋落
  • 薔薇十字運動の潮流—ジョン・ディーからボヘミアの悲劇へ
  • ふたつの薔薇十字宣言—『名声』と『告白』
  • 第三の薔薇十字文書—『C・ローゼンクロイツの化学の結婚』
  • 薔薇十字哲学の代弁者たち—ロバート・フラッドとミハエル・マイヤー
  • ドイツの薔薇十字騒動—その隆盛と終焉
  • フランスを襲った薔薇十字恐慌—流言と論争
  • イギリスでの薔薇十字展開—フランシス・ベーコンとその著作
  • イタリアの自由主義者と薔薇十字宣言—パオロ・サルピからトマソ・カンパネラへ
  • アンドレーエの薔薇十字解釈—キリスト教協会の結成とユートピア都市構想
  • コメニウスとボヘミア薔薇十字騒動—『世界の迷宮』に描かれた顛末
  • 目に見えない学院から英国学士院へ—薔薇十字運動の新たな展開
  • 薔薇十字的錬金術へのアプローチ—アシュモールとニュートン
  • 薔薇十字主義とフリーメーソン—秘教的ルネサンスの遺産
  • 薔薇十字啓蒙運動—歴史から消えた一時代

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB2798547X
  • ISBN
    • 9784875025047
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    440p, 図版 [32] p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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