いのちへの礼儀 : 国家・資本・家族の変容と動物たち
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書誌事項
いのちへの礼儀 : 国家・資本・家族の変容と動物たち
筑摩書房, 2019.2
- タイトル別名
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いのちへの礼儀 : 国家資本家族の変容と動物たち
- タイトル読み
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イノチ エノ レイギ : コッカ シホン カゾク ノ ヘンヨウ ト ドウブツタチ
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注記
引用文献: pi-xiv
内容説明・目次
内容説明
人間にとって動物とは何者なのか。なぜ私たちは意図的に動物を殺すのか。それを問うことは、人類の来し方を振り返り、肉食への態度を語るのに等しい。ホモ・サピエンスの誕生以来二〇万年続いた「狩猟」。一万年前からの「家畜」。そして二〇世紀後半の「畜産革命」によって、まさしく「いのち」が産業化され、生権力の対象となった。大阪・釜ヶ崎という極限状況で人間の生と死を洞察してきた著者が、動物たちの生と死に真っすぐに向き合い、人間と動物との共闘の道をしめす書き下ろし評論。
目次
- 震災と動物たち(1)
- 前篇(「家族ペット」の時代;「生体商品」としてのペット;動物虐待—暴力の連鎖;屠畜と肉食の歴史;畜産革命—工業畜産と動物工場 ほか)
- 間奏
- 後篇(反「国家・資本・家族」の動物;動物と人間の共闘;動物の精神分析;日本現代文学と猫;戦争と動物たち ほか)
- 「野生生物の天国」チェルノブイリ
「BOOKデータベース」 より