シピオーネ・アマーティ研究 : 慶長遣欧使節とバロック期西欧の日本像

著者

    • 小川, 仁 オガワ, ヒトシ

書誌事項

シピオーネ・アマーティ研究 : 慶長遣欧使節とバロック期西欧の日本像

小川仁著

臨川書店, 2019.3

タイトル別名

シピオーネアマーティ研究 : 慶長遣欧使節とバロック期西欧の日本像

タイトル読み

シピオーネ アマーティ ケンキュウ : ケイチョウ ケンオウ シセツ ト バロックキ セイオウ ノ ニホンゾウ

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注記

博士論文 (京都大学) に基づいたもの

主要参考文献: p177-184

付録「日本略記」翻刻・翻訳: p[185]-325

内容説明・目次

内容説明

伊達政宗が送り出した外交使節である慶長遣欧使節(1613〜1620年)がマドリッドからローマに至る際、通訳兼折衝役として使節に同行したイタリア人、シピオーネ・アマーティ(Scipione Amati)の日本像について分析。イタリアのコロンナ文書館での新発見史料を読み解き、日欧交流史におけるあらたな歴史的視点を明らかにする。

目次

  • 第1章 コロンナ家と天正・慶長遣欧使節(コロンナ家の日本関連情報収集;贖宥状と海外布教)
  • 第2章 アマーティと慶長遣欧使節(新出史料に見るアマーティの人物像とその役割;『遣欧使節記』(1615年)の成立史)
  • 第3章 アマーティ著「日本略記」(手稿)の成立史(「日本略記」の典拠;ルイス・デ・グスマン著『東方伝道史』(1601年)との関係)
  • 第4章 アマーティの政治思想と日本情報(「日本略記」に見るバロック期キリスト教政治神学;アマーティの日本像—ジョヴァンニ・ボテーロとの比較を通して)

「BOOKデータベース」 より

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