視る民、読む民、裁く民 : ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク
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視る民、読む民、裁く民 : ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク
松籟社, 2019.3
- タイトル別名
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Volk
近代ドイツ文学における「フォルク」概念の諸相 : クライスト、ゲレス、アイヒェンドルフ
視る民読む民裁く民 : ロマン主義時代におけるもうひとつのフォルク
- タイトル読み
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ミル タミ ヨム タミ サバク タミ : ロマン シュギ ジダイ ニオケル モウ ヒトツ ノ フォルク
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注記
博士論文「近代ドイツ文学における「フォルク」概念の諸相 : クライスト、ゲレス、アイヒェンドルフ」(京都大学, 2017年提出) が原型
参考文献: 巻末p1-13
内容説明・目次
内容説明
ロマン主義による理想的な民族・民衆とは異なる“もうひとつのフォルク”。クライスト、ゲレス、アイヒェンドルフが見た“フォルク”。
目次
- 序章 フォルク概念の変容とその問題
- 第1章 下層民から“裁く”群衆へ—クライスト『チリの地震』における偶然性と匿名の声
- 第2章 国家なき国民戦争—クライスト『ヘルマンの戦い』における国民と自由
- 第3章 ジャーナリズムと民衆—初期ゲレスの政治新聞と文芸共和国
- 第4章 本を持つ民—ゲレス『ドイツ民衆本』における受容の機能
- 第5章 アイヒェンドルフと「主観」の文学—歴史叙述における詩人の役割
- 第6章 一八三〇年代のドイツ像—中期アイヒェンドルフにおける解放戦争と民衆
- 終章 視る、読む、裁く「フォルク」の遠心力
「BOOKデータベース」 より