「異人」としての子供と首長 : キプシギスの「知恵」と「謎々」
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書誌事項
「異人」としての子供と首長 : キプシギスの「知恵」と「謎々」
神奈川大学出版会 , 丸善出版 (発売), 2019.2
- タイトル別名
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異人としての子供と首長 : キプシギスの知恵と謎々
- タイトル読み
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「イジン」トシテノ コドモ ト シュチョウ : キプシギス ノ「チエ」ト「ナゾナゾ」
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
キプシギスでは、子供は徐々に発達・成長して大人になるのではない。加入礼を受け、自由な飛躍に遊ぶ子供の論理である「謎々」を脱して一気に「男」に変身し、何事も年長者に伍そうと激しい気概と強烈な矜持を示すようになる。民族の運命に殉じる利他的な「知恵」に俄かに覚醒したのだ。だが、首長は加入礼で覚醒し切れなかった「謎々者」から選ばれ、お伽噺のヒーロー紛いの「謎々」を弄しては民族の危機を救ってきた。実は、存立基盤の弱い小民族が編み出した、社会の安寧と未曾有の危機への対処を両立させる、独特の柔軟な社会構造がここにある。では、「謎々」を生きる子供と首長が共有する「異人」性とは、一体何か。この最後の謎の答が、本音に詰まっている。
目次
- 第1章 「知恵」と「謎々」—キプシギス文化の大人と子供(大人と子供;年齢組=年齢階梯複合体系と子供 ほか)
- 第2章 加入礼と炸裂する家族や共同体の亀裂(キプシギスと加入礼;近代化と加入礼 ほか)
- 第3章 加入礼の学校と公教育の学校—その「子供」観(加入礼と変身;反抗と同調の隠れた弁証法 ほか)
- 第4章 異人と民族・国家—マージナルマンの近代(リーダー、マージナルマン、言葉の力;キプシギスの「世紀末」と体制の選択 ほか)
- 第5章 キプシギス人行政首長再考—「拡散的専制論」批判(ケニア「第二共和制」への道;行政首長—生き伸びた植民地の遺制 ほか)
「BOOKデータベース」 より

