心的現実感 (リアリティ) と離人感 : 質問紙と風景構成法から見る新たな心理アセスメントへの展開

書誌事項

心的現実感 (リアリティ) と離人感 : 質問紙と風景構成法から見る新たな心理アセスメントへの展開

松下姫歌著

(アカデミア叢書)

創元社, 2019.3

タイトル別名

心的現実感と離人感 : 質問紙と風景構成法から見る新たな心理アセスメントへの展開

タイトル読み

シンテキ リアリティ ト リジンカン : シツモンシ ト フウケイ コウセイホウ カラ ミル アラタナ シンリ アセスメント エノ テンカイ

注記

文献: p141-155

内容説明・目次

内容説明

自己・身体・外界の体験からリアルさが失われる離人感の奥に、逆説的に、新たな潜在的主体がうごめいている—。離人感それ自体を個々人が体験している心的リアリティと捉え、独自の心理尺度や風景構成法を用いた研究を通じて、一人ひとりのクライエントの心が生きている次元に迫る新たな視座を提示する。

目次

  • 序章 心の生きている次元へのアプローチ—心のポテンシャルを捉える視座
  • 第1章 離人症論の再検討
  • 第2章 木村敏の存在構造論の理論的再検討
  • 第3章 存在構造論の実証的再検討—心的現実感と「心の軸足」を捉える視座
  • 第4章 木村敏の離人症論の再検討
  • 第5章 心的現実感と「心の視点」を捉える風景構成法による心理アセスメント
  • 第6章 本書のまとめと総合的検討—自己性のポテンシャルを生きる

「BOOKデータベース」 より

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