古代豪族と大王の謎
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古代豪族と大王の謎
(宝島社新書, 535)
宝島社, 2019.4
- タイトル読み
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コダイ ゴウゾク ト ダイオウ ノ ナゾ
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注記
参考文献: p284-287
内容説明・目次
内容説明
世界の多くの国々では、古代に専制君主による統治が行われてきた。しかし、日本では天皇(大王)が必ずしも強い権力を持ったわけではない。蘇我氏や物部氏、大伴氏といった数多くの豪族たちが存在し、これらの有力豪族たちのせめぎ合いによって、大和政権は形づくられていった。政争、反乱、滅亡…、古代日本の歴史はまさに豪族たちの興亡史でもあるのだ。有力豪族のルーツから、磐井の乱や大化改新における豪族の役割、渡来系氏族まで、最新の発掘調査や考古学上の成果を踏まえ、古代豪族の実像に迫る。ベストセラー『継体天皇と朝鮮半島の謎』から6年、「豪族」をキーワードに考察した古代史研究の集大成となる一冊。
目次
- 第1章 日本古代史における豪族
- 第2章 豪族の始まり—豪族の分布・古墳と集落
- 第3章 雄略から欽明の時代—中央豪族合議制の成立
- 第4章 蘇我氏全盛期における豪族たち
- 第5章 大化改新と豪族
- 第6章 天智・天武の時代と豪族
- 第7章 律令制と豪族
- 第8章 豪族の時代の終焉
「BOOKデータベース」 より