聴くヘルダーリン/聴かれるヘルダーリン : 詩作行為における「おと」
著者
書誌事項
聴くヘルダーリン/聴かれるヘルダーリン : 詩作行為における「おと」
書肆心水, 2019.3
- タイトル別名
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聴くヘルダーリン聴かれるヘルダーリン : 詩作行為におけるおと
- タイトル読み
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キク ヘルダーリン キカレル ヘルダーリン : シサク コウイ ニオケル オト
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注記
博士学位論文 (東京大学, 2016年提出) を元にしたもの
参考文献: p246-259
内容説明・目次
内容説明
音楽からの視点ではじめて明かされるその詩作の根源。従来のアプローチとは一線を画し、詩の音楽性や、詩の音楽的要素と楽音化された音楽との関係を論じるのではなく、詩作行為において、「何か」としか言いようのないものをとらえることが「おと」を聴くという聴覚的な行為であることを論証する画期的労作。
目次
- 序章(「音(Ton)」について;「おと」を聴くという行為)
- 第1章 ヘルダーリンの詩作の概観と音楽活動(ヘルダーリンの詩作の概観;ヘルダーリンの音楽活動)
- 第2章 ヘルダーリンの詩へのアプローチ(出版状況と研究状況;ヘルダーリンの詩への音楽的アプローチ ほか)
- 第3章 ヘルダーリンの詩作行為(ベルトー/詩作プロセスと作曲プロセス;『詩的精神のふるまい方について/詩人がひとたび精神を操ることができるなら』 ほか)
- 第4章 ヘルダーリンの詩の「おと」を聴く作曲家(ヘルダーリンの詩の音楽化の試み/アイスラー;ヘルダーリンの詩の音楽化の試み/シェーンベルク ほか)
- 終章
「BOOKデータベース」 より